高橋則夫先生古稀祝賀論文集
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高橋則夫先生古稀祝賀論文集
成文堂, 2022.3
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タカハシ ノリオ センセイ コキ シュクガ ロンブンシュウ
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注記
その他の編集委員: 井田良, 佐伯仁志, 松原芳博, 仲道祐樹
収録内容
- 刑事立法学の可能性 : 刑法解釈学と刑事政策 / 佐久間修 [執筆]
- 「尊厳」に関する覚書 : 刑事裁判例に表れる「尊厳」 / 若尾岳志 [執筆]
- 規範論に対する批判的考察 : 事実的命令と規範的命令の区別 / 三上正隆 [執筆]
- 規範理論に基づく二層の体系 / 江藤隆之 [執筆]
- 二元的規範論に基づく犯罪論の意義と課題 / 本間一也 [執筆]
- 刑法の行為規範性に関する覚書 : 経済刑法を素材としつつ / 神例康博 [執筆]
- 刑法学における制裁規範 / 仲道祐樹 [執筆]
- 規範論と一連行為 / 小田直樹 [執筆]
- 21世紀イギリスの法人処罰に関する一考察 : 法人故殺罪による組織モデルの導入を中心に / 川崎友巳 [執筆]
- ドイツにおける団体制裁立法の動向 : 政府草案の実体法規定を中心に / 松原久利 [執筆]
- 不作為犯構成について / 十河太朗 [執筆]
- 英国における因果関係論 / 萩原滋 [執筆]
- 被害者の治療拒否と結果帰属 / 大関龍一 [執筆]
- 事実認定の対象としての殺意についての一考察 / 江口和伸 [執筆]
- 故意の認定 / 蔡芸琦 [執筆]
- 暴走行為における殺意 : 「ベルリンの走り屋」事件を素材として / 大庭沙織 [執筆]
- 規範論と過失犯論 : 高橋則夫の過失犯論について / 岡部雅人 [執筆]
- 結果犯における過失と結果の予見可能性 / 專田泰孝 [執筆]
- 過失犯における遡及禁止論について / 山本紘之 [執筆]
- 高橋刑法学における不法と責任の区別について / 小林憲太郎 [執筆]
- 正当業務行為の限界 / 石井徹哉 [執筆]
- 正当防衛の正当化根拠としての法確証の原理の再評価 / 木崎峻輔 [執筆]
- 正当防衛の制限原理 / 伊藤嘉亮 [執筆]
- 不作為による「急迫不正の侵害」 / 萩野貴史 [執筆]
- 防衛の意思の必要性について / 橋田久 [執筆]
- コロナ危機における事前的トリアージと「義務の衝突」 : トリアージの基準と義務衡量の関係を中心として / 勝亦藤彦 [執筆]
- ベルギー刑法における緊急避難の現状 / 井上宜裕 [執筆]
- 道路交通における自招危難と過失結果犯 / 杉本一敏 [執筆]
- 実質的責任論の新展開 / 馮軍 [執筆]
- 実行の着手、とりわけ「形式的客観説」について / 松宮孝明 [執筆]
- 実行の着手論の現在 : 未遂行為と未遂結果とを区別する見地から / 松原芳博 [執筆]
- 未遂犯の故意の内容について / 小池直希 [執筆]
- 「裏返しの犯罪論」について : 中止未遂の理論構造との関連で / 城下裕二 [執筆]
- 行為規範違反と行為の意味変更 : 中止行為の規範論的基礎づけ / 川口浩一 [執筆]
- 中止未遂の法倫理学的考察 / 小島秀夫 [執筆]
- 中止犯における加重的未遂 / 鈴木一永 [執筆]
- デンマークにおける統一的正犯体系について / 松澤伸 [執筆]
- 共同正犯に関する最近の裁判例 / 照沼亮介 [執筆]
- 共同正犯の帰属原理・再論 / 阿部力也 [執筆]
- 「共同の対象」論からみる共同正犯の成立範囲 / 松本圭史 [執筆]
- 共同正犯の主観的要件 / 橋本正博 [執筆]
- 共謀内容の射程論について / 関哲夫 [執筆]
- 著作権侵害の関与者処罰と共犯理論 / 渡邊卓也 [執筆]
- サイト等の管理・運営行為と共同正犯の成否 : 最高裁令和3年2月1日決定を素材として / 豊田兼彦 [執筆]
- インターネットサイトの管理・運営者の刑事責任について : 最高裁令和3年2月1日決定を素材に / 平山幹子 [執筆]
- 営業秘密侵害罪と必要的共犯論 / 和田俊憲 [執筆]
- 過失共同正犯の理論的基礎 / 内海朋子 [執筆]
- 片面的幇助犯を巡る実体法上、訴訟法上の諸問題 : 東京高判令和2・3・30(研修868号103頁)を題材として / 河原俊也 [執筆]
- 援助正犯概念と従犯概念の比較分析 / 小野上真也 [執筆]
- 故意ある幇助道具に関する裁判例研究 : 裁判例の質的比較分析(QCA) / 田川靖紘 [執筆]
- 共同正犯の罪数 / 只木誠 [執筆]
- 処断刑の形成手順 / 滝谷英幸 [執筆]|ショダンケイ ノ ケイセイ テジュン
- オーストリア刑法における没収制度について / 佐藤拓磨 [執筆]
- 前科による資格制限について / 高橋直哉 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 刑事立法学の可能性—刑法解釈学と刑事政策
- 「尊厳」に関する覚書—刑事裁判例に表れる「尊厳」
- 規範論に対する批判的考察—事実的命令と規範的命令の区別
- 規範理論に基づく二層の体系
- 二元的規範論に基づく犯罪論の意義と課題
- 刑法の行為規範性に関する覚書—経済刑法を素材としつつ
- 刑法学における制裁規範
- 規範論と一連行為
- 21世紀イギリスの法人処罰に関する一考察—法人故殺罪による組織モデルの導入を中心に
- ドイツにおける団体制裁立法の動向—政府草案の実体法規定を中心に〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より