ウイルスの進化史を考える : 「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた

Bibliographic Information

ウイルスの進化史を考える : 「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた

武村政春著

(生物ミステリー)

技術評論社, 2022.4

Other Title

Considering the evolutionary history of viruses

ウイルスの進化史を考える : 巨大ウイルス研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた

Title Transcription

ウイルス ノ シンカシ オ カンガエル : 「キョダイ ウイルス」ケンキュウシャ ガ エヴィデンス オ モト ニ モウソウバナシ オ カタッテ ミタ

Note

参考文献: p268-269

Description and Table of Contents

Description

誰も知らないウイルスの進化史をあえてたどってみた超チャレンジングな本。まあ、誰も知らないというのはじつは言い過ぎで、研究をしている人は、さまざまなエヴィデンス(そのほとんどは分子系統学である)をもとにある程度の推測を行い、論文として発表しているわけだけれど、あくまでもそれは推測であって、真実をそのまま表しているわけではない(そんなことを言ったら、すべての生物学の分野がそうなのだが)。だから、それをあたかも分かったかのような顔をして本を書くなどという危険な行為を、誰もしたがらないのである。それをあえて行おうというのが、本書である。

Table of Contents

  • 第1章 ウイルスとは何か(ウイルスの基本的な構造;ウイルスの感染と生活環 ほか)
  • 第2章 RNAウイルスの進化史(RNAヴィローム仮説;カプシドのないRNAウイルスの進化 ほか)
  • 第3章 DNAウイルスの進化(原核生物ウイルスの進化;ヘルペスウイルスの進化 ほか)
  • 第4章 レトロウイルスの進化史(レトロウイルスの進化;免疫不全ウイルスの進化 ほか)
  • 第5章 ウイルスの起源(化学進化と「ウイルスもどき」;細胞の誕生 ほか)

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Details
  • NCID
    BC13728057
  • ISBN
    • 9784297127732
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    271p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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