頼山陽と煎茶 : 近世後期の文人の趣味とその精神性に関する試論

書誌事項

頼山陽と煎茶 : 近世後期の文人の趣味とその精神性に関する試論

島村幸忠著

笠間書院, 2022.3

タイトル読み

ライ サンヨウ ト センチャ : キンセイ コウキ ノ ブンジン ノ シュミ ト ソノ セイシンセイ ニ カンスル シロン

注記

2021年3月に京都大学に提出した博士学位論文「近代後期の文人と煎茶 : 頼山陽およびその諸芸術に関する考察を中心として」を改題、改訂したもの

「令和3年度京都大学人間・環境学研究科人文・社会系若手研究者出版助成」を受けたもの

参考文献: p188-196

内容説明・目次

内容説明

近世後期の文人たちが煎茶をいかに嗜んでいたのか、あるいは煎茶を介してどのような交遊を行っていたのか、その様子を山陽の作品分析をもとに描き出す。

目次

  • 第1章 歴史のなかの茶の湯
  • 第2章 物外に心を游ばせる
  • 第3章 声を聴き、声を詠む
  • 第4章 友とともに、酒とともに
  • 第5章 風景のなかの歴史
  • 補論1 煎茶は自ら娯しむもの—田能村竹田と青木木米の煎茶観について
  • 補論2 胸中の「磊〓」を写す—山陽の山水画観再考

「BOOKデータベース」 より

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