三浦綾子論 : その現代的意義
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三浦綾子論 : その現代的意義
柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2022.4
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ミウラ アヤコ ロン : ソノ ゲンダイテキ イギ
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注記
初出一覧: 巻末
収録内容
- 「絶望」と「再生」の間
- 渦巻く嫉妬
- 「わびる」と「ゆるす」
- 「愛する」=「ゆるす」
- 「犠牲」と「約束」
- 「教育」と「反抗」
- 「執着」のもたらす禍根
- 「災難」か「試練」か
- 「殉教」した息子
- 「昭和」「戦争」そして「教育」
- 三浦文学と私
内容説明・目次
内容説明
2022年に生誕100年を迎え、没後20年以上が経った現在でも、三浦綾子の文学はまったく色褪せていない。「罪と神によるゆるし」をテーマとした作品群に強固な普遍性があるのはもちろんだが、そこにはさらに読者の心を揺さぶる何かがあるのではないだろうか。本書は、その“何か”を論理的に解説するとともに、著者の三浦綾子作品に対する真摯で熱い思いを余すところなく伝える一冊と言える。
目次
- 第1章 「絶望」と「再生」の間—『道ありき』『石ころのうた』
- 第2章 渦巻く嫉妬—『氷点』
- 第3章 「わびる」と「ゆるす」—『続氷点』
- 第4章 「愛する」=「ゆるす」—『ひつじが丘』
- 第5章 「犠牲」と「約束」—『塩狩峠』
- 第6章 「教育」と「反抗」—『積木の箱』
- 第7章 「執着」のもたらす禍根—『天北原野』
- 第8章 「災難」か「試練」か—『泥流地帯』『続泥流地帯』
- 第9章 「殉教」した息子—『母』
- 第10章 「昭和」「戦争」そして「教育」—『銃口』
- 最終章 三浦文学と私
「BOOKデータベース」 より