所得保障法制成立史論 : イギリスにおける「生活保障システム」の形成と法の役割

書誌事項

所得保障法制成立史論 : イギリスにおける「生活保障システム」の形成と法の役割

林健太郎著

(慶応義塾大学産業研究所選書)

信山社, 2022.3

タイトル別名

所得保障法制成立史論 : イギリスにおける生活保障システムの形成と法の役割

タイトル読み

ショトク ホショウ ホウセイ セイリツ シロン : イギリス ニ オケル セイカツ ホショウ システム ノ ケイセイ ト ホウ ノ ヤクワリ

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注記

引用文献リスト: p521-537

内容説明・目次

内容説明

労働(雇用)を通じた稼得による生活維持を前提に、それを中断・喪失させた場合に所得保障給付を行う現代の法制度の基本的あり方が、歴史的にいかに形成され、いかなる法制度によって組成されてきたのか—14世紀から20世紀に至るイギリス法制史、特に旧救貧法から新救貧法を経て失業保険制度の成立へと至る過程を、“「労働」と「社会保障」の関係”という視点から考察。

目次

  • 封建制下における労働移動の規制
  • 浮浪者問題の変容と労働能力ある貧民に対する処遇の展開
  • 旧救貧法体制の確立
  • 労働移動の加速と旧救貧法体制の対応
  • 19世紀救貧法改革における「問題」の構成
  • 新救貧法体制の確立
  • 労働者の困窮問題の発生とその解決策の不在
  • 国営失業保険制度の創設とその意義
  • 所得保障制度の確立—労働と所得保障給付の分離へ

「BOOKデータベース」 より

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