周恩来と日本 : 日本留学の平和遺産

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周恩来と日本 : 日本留学の平和遺産

王敏著

三和書籍, 2022.4

タイトル読み

シュウ オンライ ト ニホン : ニホン リュウガク ノ ヘイワ イサン

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注記

参考文献: p68

周恩来略年譜: p243-249

松本亀次郎と周恩来が生きた時代(年譜): p250-256

内容説明・目次

内容説明

周恩来(1898‐1976)は1917年秋〜1919年春、日本に留学した際、琵琶湖疏水の見学などから、古代中国の治水神「禹」の精神が日本に継承されていることに深い感銘を受けた。帰国した周恩来は中国革命に邁進するが、終生日本を愛し、晩年も日本の桜に思いを馳せていたという。周恩来の日本での足取りを詳細にたどり、日中国交回復の原動力となったその日本観形成を解き明かす労作。

目次

  • 第1部 百年前の中国人日本留学の背景(同時代の「異なる」希求;日本で育んだ「一大」(中国共産党第一回代表大会)の代表;中国近代化を導いた先駆者たち—中国留学生を中心に;日中の運命共同体—桜美林大学創立者、清水安三と李大たちの血涙)
  • 第2部 古都・嵐山に息づく漢風・周恩来が見つけた日本(周恩来の留学生活;周恩来の嵐山探訪;嵐山に禹魂)
  • 第3部 日中の結び目(宮沢賢治と西遊記と治水神・禹と周恩来;日中比較文化研究の四〇年の模索;日中の結び目)

「BOOKデータベース」 より

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