竹内栖鳳 : 水墨風景画にみる画境

書誌事項

竹内栖鳳 : 水墨風景画にみる画境

藤木晶子著

思文閣出版, 2022.3

タイトル別名

Takeuchi Seihō : breaking new ground in ink landscape paintings

タイトル読み

タケウチ セイホウ : スイボク フウケイガ ニ ミル ガキョウ

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

博士論文「竹内栖鳳晩年の水墨風景画 : 創作の変遷と日本画壇の様相」(京都市立芸術大学, 2015年度提出) に基づき、加筆修正したもの

参考文献一覧: p333-339

竹内栖鳳年譜: p355-364

収録内容

  • 京都画壇の水墨画

内容説明・目次

内容説明

近代日本画壇の巨匠・竹内栖鳳(一八六四〜一九四二)。その評価と研究は、これまで彼の前半生に集中していた。本書では、彼の後半生の絵画創作に焦点を当て、前半生の表現から進展を見せた水墨風景画について論じる。水墨技法と作品素材の関係性や、現地での写生取材、絵画表現の成り立ち、当時の画壇動向と展覧会など、多角的な観点からの分析によって、栖鳳の画業を再考し、栖鳳晩年の水墨風景画を近代日本美術史に位置付ける。

目次

  • 第1章 栖鳳晩年の水墨風景画の全貌
  • 第2章 「淡交会展」における挑戦
  • 第3章 潮来風景の写生取材の実態
  • 第4章 中国と潮来の風景表現の連繋
  • 第5章 「栖鳳紙」開発と作画意図
  • 第6章 近代水墨画と栖鳳の画境

「BOOKデータベース」 より

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