経験の流れとよどみ : ジェイムズ宇宙論への道程
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経験の流れとよどみ : ジェイムズ宇宙論への道程
晃洋書房, 2022.3
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ケイケン ノ ナガレ ト ヨドミ : ジェイムズ ウチュウロン エノ ドウテイ
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参考文献: 巻末p1-6
Description and Table of Contents
Description
ジェイムズ研究の最前線。見落とされがちな方法論に着目し、錯綜するテクストを丹念に読み解くことで、ジェイムズ宇宙論の核心を明瞭に描き出す。
Table of Contents
- 第1章 意識経験の統一性と複数性—『心理学原理』における意識論と自己論の調停(意識の流れの統一性—『原理』第九章を中心に;自己論における経験の複数性と『原理』に含まれる対立—『原理』第一〇章を中心に ほか)
- 第2章 純粋経験の多様な見方—統一的理解の試み(純粋経験に関する諸解釈の分類と本書の立場;世界の素材としての純粋経験—存在論的な純粋さ ほか)
- 第3章 ジェイムズ哲学における関係の概念—F.H.ブラッドリーとの論争をとおして(ブラッドリーによる関係批判;『徹底した経験論論集』における関係の擁護 ほか)
- 第4章 ジェイムズ哲学の方法論—世界への多角的アプローチ(ジェイムズの哲学観—ヴィジョンとしての哲学;多角的パースペクティヴと調停的態度 ほか)
- 第5章 ジェイムズ宇宙論における信じる意志の合理性(気質と合理性の感情;気質によって選ばれるヴィジョン—哲学の系統図を巡って ほか)
- 結論 ジェイムズ哲学の多角的理解に向けて
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