子犬とオオカミ
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子犬とオオカミ
(絵本伊那谷ものがたり, 8)
白鳥舎, 2016.5
- タイトル読み
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コイヌ ト オオカミ
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内容説明・目次
内容説明
むかし、伊那の下平村の山ぎわにある農家に、小春というかわいい娘がいました。小春はその名のとおり春が大好きで、花の咲きそろう春になるとじっとしていられなくなってしまいます。ある日、小春は、近くの山で春の花を見つけたくなって、一人でのんびりと、ふもとの道を歩いていきました。小春がふと前のほうを見ると、耳に黒いはん点のある子犬が、けがをして岩陰で横たわっていました。子犬は血だらけの脚をふるわせて、大きな目に涙をうかべて「クーン、クーン」と苦しがっています。
「BOOKデータベース」 より