日本統治時代・朝鮮の「国語」教科書が教えてくれること

書誌事項

日本統治時代・朝鮮の「国語」教科書が教えてくれること

北川知子著

(風響社ブックレット)(植民地教育史ブックレット)

風響社, 2022.3

タイトル別名

日本統治時代朝鮮の国語教科書が教えてくれること

タイトル読み

ニホン トウチ ジダイ チョウセン ノ コクゴ キョウカショ ガ オシエテ クレル コト

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注記

参考文献: p63-[67]

年表 朝鮮・日本教育関係史: p68-69

内容説明・目次

内容説明

幻の教科書「朝鮮読本」と芦田惠之助。植民地・朝鮮で「国語」として教えられた日本語。その教科書は通称「朝鮮読本」と呼ばれた。「同化」と「外国語教育」の両面を担ったその内容を詳解しながら、編纂者・芦田の「優れた」制作理念と時代性にも迫る。

目次

  • 1 日本統治下朝鮮の教育について(近代国民国家と学校と「国語」;朝鮮における教育政策の展開と「国語」教科書;三一独立運動のインパクトと同化教育)
  • 2 朝鮮の子どものための「国語」教科書/朝鮮読本(日本語を教える語学教科書として—文字と発音の指導;教科書の使い方—読解指導と表現指導)
  • 3 芦田惠之助を考える(芦田惠之助の功績—随意選題主義綴り方;芦田惠之助の人間観・社会観)
  • 4 朝鮮読本に描かれた朝鮮と朝鮮の子どもたち(挿絵の特徴と変化;学校生活を描いた教材—ロールモデルの存在;現地取材された教材(古代王の伝説);朝鮮統治政策の影響—稲作に関わる教材)

「BOOKデータベース」 より

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