二重らせんのスイッチ
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書誌事項
二重らせんのスイッチ
祥伝社, 2022.4
- タイトル読み
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ニジュウ ラセン ノ スイッチ
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注記
参考文献: 巻末
「小説NON」掲載を加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」。2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松涛の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言…。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか—自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。
「BOOKデータベース」 より