ジャポニスムを考える : 日本文化表象をめぐる他者と自己
Author(s)
Bibliographic Information
ジャポニスムを考える : 日本文化表象をめぐる他者と自己
思文閣出版, 2022.4
- Other Title
-
Japonisme reconsidered : the other and the self in representations of Japanese culture
- Title Transcription
-
ジャポニスム オ カンガエル : ニホン ブンカ ヒョウショウ オ メグル タシャ ト ジコ
Available at 181 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
その他のタイトルは標題紙裏による
編集委員: 高木陽子, 村井則子, 高馬京子, 藤原貞朗
人名索引: 巻末p5-14
事項索引: 巻末p15-21
参考文献: 巻末p22-29
Contents of Works
- ジャポニスム研究の展開 : 斜かいから眺めた回顧 / 稲賀繁美 [著]
- 西洋美術史におけるジャポニスムの周縁化について / グレッグ・トーマス [著]
- 近代日本における美術史上の「ジャポニスム」への認識 / 南明日香 [著]
- 日本人にとってのジャポニスム : 彼らはそれをどう受け入れたか / 馬渕明子 [著]
- もうひとつの博物館としての農商務省商品陳列館 : 殖産興業とジャポニスム / 石井元章 [著]
- 日本人がつくったジャポニスム・イメージ : 一九三〇年代の国際観光局のポスターから見えてくること / 木田拓也 [著]
- ジャポニスムから「日本主義」へ : 野口米次郎の浮世絵論と浮世絵詩を中心に / 中地幸 [著]
- エルネスト・シェノーの美術批評再考 : 英仏文芸交流からジャポニスムへ / ソフィー・バッシュ [著]
- 朝顔をめぐる英語圏のジャポニスム : ガーデニングから禅まで / 橋本順光 [著]
- Mousmé からshòjoへ : フランスメディアにおいて構築、「継承」される未熟なかわいい日本女性像 / 高馬京子 [著]
- 拡散するジャポニスム、模倣される《ラ・ジャポネーズ》 : 日米比較から見えること / 村井則子 [著]
- ジャポニスム研究のレンズでみる現代 : グローバル化する着物を事例に / 高木陽子 [著]
Description and Table of Contents
Description
ジャポニスムとは、一九世紀後半にフランス近代画家等が積極的に日本趣味や美意識を取り入れた文化現象を主に指してきたが、近年では「世界に向けて発信された日本文化」といった、越境的な時空で展開する日本文化表象および受容を広く示す言葉として流通し始めている。近代美術史や近代文学研究のサブフィールドとして捉えられてきたジャポニスム的な現象や表現、そしてその評価と批評には、今日のグローバルな文化における「日本」の座標を理解する有益な手がかりが多く含まれている。本書の狙いは、日本の外からあるいは日本の外を意識してイメージされた「日本文化」を研究する問題点と可能性を、ジャポニスム研究をリードする学者らが提起することにある。
Table of Contents
- 第1部 ジャポニスム研究のはじまり(ジャポニスム研究の展開—斜かいから眺めた回顧;西洋美術史におけるジャポニスムの周縁化について;近代日本における美術史上の「ジャポニスム」への認識;日本人にとってのジャポニスム—彼らはそれをどう受け入れたか)
- 第2部 ジャポニスムの主体としての日本(もうひとつの博物館としての農商務省商品陳列館—殖産興業とジャポニスム;日本人がつくったジャポニスム・イメージ—一九三〇年代の国際観光局のポスターから見えてくること;ジャポニスムから「日本主義」へ—野口米次郎の浮世絵論と浮世絵詩を中心に)
- 第3部 ジャポニスム研究の越境性(エルネスト・シェノーの美術批評再考—英仏文芸交流からジャポニスムへ;朝顔をめぐる英語圏のジャポニスム—ガーデニングから禅まで;mousm´eからsh^ojoへ—フランスメディアにおいて構築、「継承」される未熟なかわいい日本女性像)
- 第4部 現代とジャポニスム研究(拡散するジャポニスム、模倣される“ラ・ジャポネーズ”—日米比較から見えること;ジャポニスム研究のレンズでみる現代—グローバル化する着物を事例に)
by "BOOK database"