驚異の再生医療 : 培養上清が世界を救う
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書誌事項
驚異の再生医療 : 培養上清が世界を救う
(扶桑社新書, 422)
扶桑社, 2022.3
改訂版
- タイトル読み
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キョウイ ノ サイセイ イリョウ : バイヨウ ジョウセイ ガ セカイ オ スクウ
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驚異の再生医療 : 培養上清が世界を救う / 上田実著
BC18939672
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驚異の再生医療 : 培養上清が世界を救う / 上田実著
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注記
名古屋大学にて行われた幹細胞薬研究に関する英語論文一覧: p259-262
内容説明・目次
内容説明
培養上清と幹細胞移植は同じ効果!なおかつ低コスト、低リスク、投与が簡単!トカゲのしっぽが再生するのも、赤ちゃんのケガがすぐ治るのも、体内に「幹細胞」が多いため。従来再生医療はこの「幹細胞移植」がメインであったが、「幹細胞移植」は培養が高コストかつ、培養にも移植にも技術が必要であり、患者さんへの体の負担など、リスクも多い。「培養上清」は、「薬」である。適応範囲が幅広く、製剤化されれば、誰でも恩恵にあずかることができる「夢の治療薬」なのである。
目次
- 第1章 再生医療(臓器や組織の移植から始まる再生医療の歴史;脳梗塞によって片麻痺を起こした手が動くようになり、一人で歩けるようになった ほか)
- 第2章 幹細胞(私たちの体をつくっているのは200種類、37兆個の細胞;人間は本来、120歳まで生きられる!? ほか)
- 第3章 iPS細胞(再生医療の分野に大きなインパクトを与えたiPS細胞;万能細胞で、臓器丸ごと、人間丸ごとは再生できる? ほか)
- 第4章 培養上清(培養上清で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状緩和に世界で初めて成功;新型コロナウイルスなどによる間質性肺炎にも培養上清の有効性が示された ほか)
- 第5章 再生医療、培養上清の光と闇、将来の方向性(研究者と一般の人の再生医療に対する期待度には大きなギャップがある;研究的アプローチに陥りがちな再生医療には問題がある ほか)
「BOOKデータベース」 より