帝国の写真師小川一眞
著者
書誌事項
帝国の写真師小川一眞
国書刊行会, 2022.4
- タイトル別名
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帝国の写真師 : 小川一眞
帝国の写真師小川一真
- タイトル読み
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テイコク ノ シャシンシ オガワ カズマサ
大学図書館所蔵 件 / 全84件
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注記
鹿島美術財団の出版助成を受けたもの
年譜: p467-493
内容説明・目次
内容説明
忘れられた明治のメディア王。写真撮影をはじめ印刷、出版、乾板製造など写真を軸とした一連の事業を展開し、写真師としてただ一人、帝室技芸員を拝命。明治から大正という「変容する帝国」を撮影しつづけ、近代日本の視覚文化の形成に大きな影響を与えた、未だ知られざる写真メディアの体現者の生涯と事績を明らかにする画期的大著。
目次
- 第1章 日本における写真術の習得とアメリカでの写真修行
- 第2章 「玉潤館」の開設、日蝕そして文化財調査写真の撮影、コロタイプ印刷による美術作品の図版作成
- 第3章 写真文化振興への貢献—写真雑誌の発刊、写真団体の結成と展覧会の開催
- 第4章 新たな事業の展開—網目版写真印刷の導入と日清戦争、日露戦争報道
- 第5章 宮廷建築の撮影と帝室技芸員の拝命
- 第6章 「光筆画」の制作と東京美術学校臨時写真科の新設
- 第7章 撮影・印刷業からの撤退、そして写真感光材料事業の失敗
- 結章
「BOOKデータベース」 より