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徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか : 家康のあっぱれな植物知識

稲垣栄洋著

(扶桑社文庫, 0762, [い24-1])

扶桑社, 2022.4

Title Transcription

トクガワケ ノ カモン ワ ナゼ ミツバアオイ ナノカ : イエヤス ノ アッパレ ナ ショクブツ チシキ

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Note

参考文献: p231

ブックジャケットのシリーズ番号: い24-1

Description and Table of Contents

Description

お城に松の木が植えられているのは、じつは松の皮は食べられるから。加藤清正が築いた熊本城も至るところに篭城に備えた救荒食が隠されている。戦国〜江戸の武士たちはじつに植物知識が豊富で、人々は身分を超えて皆、植物を愛でていた。大名の素晴らしい大庭園、市井の人が路地裏で育てる鉢植えの種類の多さには、江戸を訪れたヨーロッパ人も驚いている。本書では戦国〜江戸時代、植物を愛した武士たちの優れた知恵と技術を紹介する。

Table of Contents

  • 第1章 徳川家康は、なぜ江戸を都に選んだのか—家康が築いた植物都市
  • 第2章 完全リサイクルの循環型社会ができるまで—大名が投資したイネという植物
  • 第3章 お城にはなぜ松が植えられているのか—植物を戦いに利用した戦国武将
  • 第4章 三河武士の強さは味噌にあり—地域の食を支える植物
  • 第5章 織田信長はトウモロコシが好き—戦国武将を魅了した南蛮渡来の植物
  • 第6章 門外不出だったワサビ栽培—家康に愛され名物となった植物
  • 第7章 花は桜木、人は武士—武士が愛した植物、サクラの真実
  • 第8章 ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国—植物を愛する園芸家となった武士たち
  • 第9章 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか—武将が愛した植物の家紋

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