近代日本の植民地教育と「満洲」の運動会

著者

    • 北島, 順子 キタジマ, ジュンコ

書誌事項

近代日本の植民地教育と「満洲」の運動会

北島順子著

(風響社ブックレット)

風響社, 2022.3

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ ショクミンチ キョウイク ト マンシュウ ノ ウンドウカイ

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注記

引用・参照文献: p61-69

内容説明・目次

内容説明

運動会の原風景を植民地に探る。もはや風物詩、日本の身体文化とも言える「運動会」。だが時に、集団訓練的側面が軍国主義の名残と批判されることもある。本書は、植民地教科書に描かれた姿や当時の児童の体験記から、その実際をたどる、貴重な記録である。

目次

  • 1 日本の国定・植民地(台湾・朝鮮・南洋群島)教科書に描かれた運動会(本書で扱う教科書とその時期;集団行動のはじまり;植民地(台湾・朝鮮・南洋群島)における教練;「ナンバ歩き」から「近代的歩行法」へ;ラジオ体操・体操;かけっこ;その他)
  • 2 「満洲」教科書に描かれた運動会(「満洲」とは;アジア諸民族支配の壮大な実験場;「満洲」在満日本人用教科書;ランニング、リレー、かけっこ;合同体操、ラジオ体操・体操)
  • 3 「満洲」における教育・運動会・スポーツ—在満少国民の体験記録より(母が学んだ教科書;新京立正幼稚園;新京櫻木小学校;新京櫻木国民学校;ハルビン白梅国民学校;まとめ)

「BOOKデータベース」 より

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