書誌事項

がらくた博物館

大庭みな子著

(P+D books)

小学館, 2022.4

タイトル読み

ガラクタ ハクブツカン

注記

底本: 文春文庫 1988年刊

内容説明・目次

内容説明

アメリカ最北端の町で繰り広げられる人間ドラマ。—彼等はみんなその祖先に流れ者の血を持っているので、流れ者に対して寛容であり、理解もあった。—命からがらの逃避行でロシアから逃れ、中国、そしてアメリカ最北端へと流れ着いたマリヤ。マリヤの飼う4頭のシベリア犬に飼い猫を殺されたにもかかわらず、友人づきあいをするアヤ。そのアヤは、前夫との子を連れ日本に一時帰国するが、元夫とはやはり心を通わせることができず、親子ともどもさみしい思いを抱いてアメリカに戻る。アヤとも知り合いのカルロスはスペイン、中米から自作のヨットで漂着し、そのまま居着いてしまった印刷屋の主人。ある日フェリーでやってきた東洋系の女性と知り合うが、彼女もまた、韓国系の母親と日本人の父親を持つ“漂流者”の一人だった—。第14回女流文学賞を受賞した名作長編。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC14396688
  • ISBN
    • 9784093524384
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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