綱島梁川の宗教哲学と実践
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書誌事項
綱島梁川の宗教哲学と実践
(龍谷大学国際社会文化研究所叢書, 第31巻)
法藏館, 2022.3
- タイトル別名
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Tsunashima Ryosen's philosophy of religion and practice
- タイトル読み
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ツナシマ リョウセン ノ シュウキョウ テツガク ト ジッセン
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注記
参考文献: 巻末p10-16
内容説明・目次
内容説明
キリスト教と浄土教を「神子教」として重視した綱島は、同時に「神子の自覚」を宗教の本質と捉えて思想的に論じ「伝道」した。そして、明治思想界の一潮流を形成し、煩悶青年の固有の実践を導く—。宗教の本質の探究と諸宗教の実践の間を往還しながら深化する綱島の宗教体験言説を、ポール・リクールの「証言」概念によって解明し、綱島を「日本の宗教哲学」の流れに位置づける。
目次
- 1 宗教思想の変遷(綱島梁川の信仰と思想の変遷)
- 2 宗教哲学(信仰と理性的批評—「寸光集」以前の宗教哲学;宗教体験と宗教哲学—「寸光集」以降の宗教思想)
- 3 宗教実践(修養と祈り;伝道と宗教的共同性の構築)
- 4 綱島梁川の宗教学的、宗教哲学的位置づけ(証言としての宗教体験言説;「日本の宗教哲学」における綱島梁川)
- 付録 綱島をめぐる人人
「BOOKデータベース」 より