ふんどしニッポン : 下着をめぐる魂の風俗史
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書誌事項
ふんどしニッポン : 下着をめぐる魂の風俗史
(朝日新書, 864)
朝日新聞出版, 2022.5
- タイトル読み
-
フンドシ ニッポン : シタギ オ メグル タマシイ ノ フウゾクシ
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内容説明・目次
内容説明
西洋文明を大和心で咀嚼する和魂洋才をまさに体現した象徴が「ふんどし」ということになる。近代日本の“急所”を150余の写真・図版で明るみに出し、日本人の精神史を内側から紐解いていく本書の試みは、これまでにも増して新しい井上風俗史学の真骨頂であり、まぎれもないパイオニアの意欲作である。ふんどしとパンツの確執から、新しい歴史がほの見えてくる。
目次
- 女はあとまわし
- 男が洋服に着がえる時
- たたかう洋服
- およぐ時は、またべつで
- ジェンダーギャップの別局面
- ベルリンに褌はかがやいて
- 華族の下半身
- 女人退散のいでたちに
- 褌の黄昏
- 褌かサルマタか
- 河をこえて
- アメリカの影
- 戦争美術の可能性
- 上着と下着
- 下着の転換期
- 見上げれば、屋根屋の褌
- 神事では
- 国粋か造反か
- 女にも褌を
- 海のむこうでは
「BOOKデータベース」 より