国体と天皇の二つの身体 : 未完の日本国家物語
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国体と天皇の二つの身体 : 未完の日本国家物語
月曜社, 2022.5
- タイトル読み
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コクタイ ト テンノウ ノ フタツ ノ シンタイ : ミカン ノ ニホン コッカ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
西洋流儀の政治身体と自然身体、これに重ねて自然身体における神と人として天皇は存在し、この二重のコンプレックスが戦前昭和の国家をなしていた。国体明微運動、二・二六事件、三島由紀夫などから日本国体のもつれた糸を解きほぐす。
目次
- 第1章 日本国体の戦前戦後—憲法と国体
- 第2章 天皇とプロレタリア—里見岸雄
- 第3章 国民大覚醒の捨て石—五・一五事件
- 第4章 ついに国家たりえず—国体明微運動
- 第5章 戦争・内戦・叛乱—国体論とフーコー
- 第6章 虚焦点—中世の天皇
- 第7章 王の二つの身体—現人神の分裂
- 第8章 青年将校たち—二・二六叛乱の四日間
- 第9章 天皇信仰の永続革命—三島由紀夫
- エピローグ—みやびとテロ、そして日本の平和
「BOOKデータベース」 より