インテリジェンス都市・江戸 : 江戸幕府の政治と情報システム

書誌事項

インテリジェンス都市・江戸 : 江戸幕府の政治と情報システム

藤田覚著

(朝日新書, 863)

朝日新聞出版, 2022.5

タイトル別名

インテリジェンス都市江戸 : 江戸幕府の政治と情報システム

タイトル読み

インテリジェンス トシ・エド : エド バクフ ノ セイジ ト ジョウホウ システム

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注記

参考文献・参考史料: p206-210

内容説明・目次

内容説明

江戸幕府は全国各地へ派遣した「密偵」を通じて天皇・朝廷や大名家(藩)、旗本・御家人の情報、民意の動向を内密に収集した。「鎖国」といいながら朝鮮・琉球との国交、中国・オランダとの貿易、蝦夷地での交易など内外の情報も独占的に入手した。その収集、伝達、分析プロセスは?謎とされてきた隠密活動の全体像がついに明らかになる!

目次

  • 序章 幕藩体制の核心はインテリジェンスだった!—情報と江戸時代の政治・交通
  • 第1章 将軍直属の「スパイ」がいた!—御庭番の情報収集と幕府政治
  • 第2章 大名と幕臣を監察する将軍の「目」—小人目付の情報収集と幕政
  • 第3章 「探検家」の真の任務とは?—勘定所普請役の情報収集
  • 第4章 犯罪捜査と経済調査のエキスパート—町奉行所隠密廻り同心の情報収集
  • 第5章 異国船とアヘン戦争、鎖国下の情報戦—オランダ風説書と対外政策
  • 第6章 「敗戦」という不都合な事実の拡散—文化露寇事件の情報と政治
  • 終章 インテリジェンスの大失策が幕府の命取りに!—天皇・朝廷情報の収集

「BOOKデータベース」 より

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