冴子の母娘草
著者
書誌事項
冴子の母娘草
(集英社文庫, [ひ-9-5])
集英社, 2022.5
- タイトル読み
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サエコ ノ ハハコグサ
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注記
単行本: 1993年刊
集英社文庫 1996年刊の再編集
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
北海道に住む母と、ご先祖様のルーツを辿るため岡山へと旅に出ることになった冴子さん。しかし二人の旅路はトラブル満載。更に、母との激闘の記憶が次々と脳裏によみがえり—。自立した社会人として生きたい小説家の娘と、「人並みの女の幸せ」を望む専業主婦の母。結婚や仕事、人生観をめぐる母娘の衝突と和解の数々を、笑いあり怒りあり涙ありで綴るパワフルエッセイ。待望の復刊。
目次
- ご先祖さま探訪ツアーはこうして始まった
- 母娘旅行はつねに戦場である
- 恋人と母親のグチの違いを考察する
- ゴングはすでに鳴っていた
- 私はなぜ恋愛問題で常に冷静なのか、について
- 人間、いやいや人生いたるところ青山じゃなくて戦場あり
- 女はトイレで泣いて生まれかわるのだ
- 最終戦争前夜
- そして娘は伝家の宝刀を抜いたのだった
- 母の詫び状
- 母と娘の細雪
- 娘が母に離婚をすすめるとき
- 退職した父よ、もはや娘はあなたの味方ではない
- ご先祖さま万々歳!
- 毎度おなじみのおひらきで……
- 番外篇・そしてコンサートの夜
「BOOKデータベース」 より