共生のプラクシス : 国家と宗教
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書誌事項
共生のプラクシス : 国家と宗教
東京大学出版会, 2022.5
増補新装版
- タイトル別名
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The praxis of co-existence : state and religion
- タイトル読み
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キョウセイ ノ プラクシス : コッカ ト シュウキョウ
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共生のプラクシス 国家と宗教
2022.5.
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共生のプラクシス 国家と宗教
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注記
参考文献: 巻末p9-20
内容説明・目次
内容説明
国家と宗教という二つの共同性を超えて、いかなる共生の思想を切り開くか。古今東西の議論を検討することで、他者という概念を再定義し、共同性の脱構築を試みる。中国哲学と西洋哲学から紡ぎだす思考の挑戦(第25回和辻哲郎文化賞受賞作)。
目次
- 第1部 原初的な共同性をめぐる思考(小人がもし〓居しなければ—朱熹の思想;小人たちの公共空間—明代の思想;他者たちを再び結びつける地平—ジャック・デリダの思考)
- 第2部 他者を再定義する仏教のラディカリズム(魂を異にするものへの態度—明末の仏教とキリスト教;強死せし者と死体の方へ—六朝期の仏教と儒教;死者を遇する〈倫理〉—仏教と生命倫理;他のものになることの倫理—ジル・ドゥルーズと中国)
- 第3部 共生の思想としての儒教の方位(儒教の近代化の行方—中国の新儒家;国家のレジティマシーと儒教—現代中国の儒教復興;「批判儒教」のために—近代中国・日本における儒教復興)
- 第4部 市民に息づく宗教性(儒教、近代、市民的スピリチュアリティ;世紀の交の霊魂論—中江兆民、井上円了、南方熊楠;ポスト世俗化の時代における市民社会)
「BOOKデータベース」 より