サイバー文明論 : 持ち寄り経済圏のガバナンス
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サイバー文明論 : 持ち寄り経済圏のガバナンス
日経BP日本経済新聞出版 , 日経BPマーケティング (発売), 2022.5
- タイトル読み
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サイバー ブンメイロン : モチヨリ ケイザイケン ノ ガバナンス
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注記
参考文献: p240-241
内容説明・目次
内容説明
トレーサビリティ、ネットワーク外部性、ゼロマージナルコスト、複雑系—。これらは、近代工業文明が生み出した、「大量生産品の排他的所有権を匿名の大衆に市場で販売(金銭と交換)する」モデルから「モノやサービスから得られる便益へのアクセス(利用)権を登録された継続ユーザーのニーズに合わせて付与する」モデルへと移行させる原動力となっている。本書は、そのようなモデルの普及の結果として、個人(法人含む)の交換をベースとした市場経済に代わって、個人が社会に貢献し社会から受け取る、「持ち寄り経済圏」が台頭し、その経済メカニズムに適合したガバナンスメカニズムの構築が重要になることを論じる。
目次
- 第1部 サイバー文明の夜明け—デジタル技術で富、技術、統治の形が変わる(近代工業文明の基盤—所有権交換(販売)経済とその前提;文明の進化;デジタル経済で広がる格差と富の変質—深刻化する「反乱」)
- 第2部 新しい時代を呼び込む四つの構造変化(ネットワーク外部性—データは集積・結合で価値を高める;ゼロマージナルコスト—価格メカニズムの限界;トレーサビリティ—ビジネスモデルの時空間制約からの解放;複雑系としてのサイバー文明—創発のオープンアーキテクチャ)
- 第3部 サイバー文明を創る技術(デジタルとネットワークが生み出すゼロマージナルコストの複雑系;IoT センサー、IDとネットワーク技術で広がるトレーサビリティ;クラウド、プラットフォームとAIが生み出す情報のネットワーク外部性)
- 第4部 新しい文明の経済—サイバー文明におけるビジネスの姿(所有権交換モデルからアクセス権付与モデル、そして「持ち寄り経済」へ;劣後サービスの大きな価値—効率化、持続可能化そして格差解消;サイバー文明における価値と富)
- 第5部 サイバー文明の倫理と統治(デジタル社会の倫理とサイバー文明の精神—アジア的価値観再考;複雑系の統治機構としてのプラットフォーム;サイバー文明時代の民主主義—分散と協調のガバナンス)
- 技術システムと社会システムの統合
「BOOKデータベース」 より