女系で読み解く天皇の古代史

書誌事項

女系で読み解く天皇の古代史

関裕二著

(PHP新書, 1308)

PHP研究所, 2022.5

タイトル別名

天皇の古代史 : 女系で読み解く

タイトル読み

ジョケイ デ ヨミトク テンノウ ノ コダイシ

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注記

主な参考委文献: p259-260

内容説明・目次

内容説明

古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながれる属性」に期待したからだろう。神と直接つながれる女性は、その力を兄弟や家族に放射できると信じられ、強い影響力を持っていたのだ。また当時の日本では、通い婚が一般的で子の養育は妻の氏族が行なった。皇子たちも妃の氏族で養育されたため、母親の出身氏族が非常に重要視された。天皇はあくまで祭司王であり、実権はヤマト建国に当初から参画した豪族の子孫である物部、尾張、蘇我が握っていたと著者は語る。女系の系譜を読み解くことで見えてくる古代史の新視点とは?

目次

  • 第1章 女王から始まった国・日本
  • 第2章 不思議なヤマト建国と三つの王家
  • 第3章 推古天皇は“女系天皇”を生み落とした?
  • 第4章 三王家統合の切り札・皇極天皇
  • 第5章 新王統創始を目論んだ持統天皇
  • 第6章 独身女帝・称徳天皇の挑戦

「BOOKデータベース」 より

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