カラーでよみがえる軍艦島 : カラー版
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カラーでよみがえる軍艦島 : カラー版
(イースト新書Q, Q081)
イースト・プレス, 2022.5
- タイトル読み
-
カラー デ ヨミガエル グンカンジマ : カラーバン
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注記
軍艦島年表:p196〜197 文献:p198
内容説明・目次
内容説明
人を惹きつける軍艦島の魅力とはなんだろう。閉山後に無人化してから半世紀以上が過ぎ、かつて栄えていた島が荒廃してゆく寂しさ、廃墟と化した建物群の醸し出す哀愁は、確かに人々の心を打つものがある。しかし、私たちが目にできるのは、いずれも廃墟と化した島の姿だ。本書では、元島民の協力を得て、まだ住人がいた当時のモノクロ写真にカラー再現処理をして掲載した。これにより“死んだ端島”ではなく“生きた端島”の姿が目の前に迫ってくるはずだ。
目次
- 序章 軍艦島の発見(九州の片隅にある海底炭田の南端に位置する小さな無人島;風雨にさらされる環境が島を鉄壁の城塞へと変えた ほか)
- 第1章 炭鉱としての軍艦島(日本の工業発展に貢献した軍艦島産の良質な石炭;手掘りから24時間機械化体制へ 採炭現場の技術進歩の歴史 ほか)
- 第2章 超人口過密島での生活(住居インフラ 鉱員なら家賃はタダだったが住居は地位による格差あり;入浴 内風呂付きの住居はごくわずか 海水も使われた共同浴場の実態 ほか)
- 第3章 知られざる建築物の実態(16〜20号棟(鉱員社宅) 5つの建物がズラリと並ぶ 島民が愛した「9階建て」;65号棟(鉱員社宅・保育園) 暮らしやすさで人気トップクラス 島内最大規模の住戸数を誇る ほか)
- 終章 閉山から現在までの軍艦島(時代は石炭から石油へ 人口減が進む1960年代)
「BOOKデータベース」 より