哲学原理主義
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書誌事項
哲学原理主義
青土社, 2022.6
- タイトル読み
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テツガク ゲンリ シュギ
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収録内容
- 言葉の停止の問題
- 責任の有限性のために
- 善なる行為と善なる存在
- 動くことと動かされること
- 生還者の自尊
- われわれは大学が何をなしうるか、ということさえわかっていない
- 脳の協同
- 中世身分制研究の批判的検討
- 『徒然草』の〈反〉障害学
- 田辺元のコミュニズム
- 意味の地質学、人類の腫瘍学
- 存在と実存
- 直観空間と脳空間
- リアリズム論争のために
- デカルト『省察』における狂気と病気
- 刑罰と責任
- 自由意志の罪と罰
- 保険セールスマンとしてのハイデガー
- 疫病下のフーコー
- 哲学と病院
- 制作と生殖
- 文学の門前
- 一九六九年の大江健三郎
- 言霊を吹き込む死と子ども
- 哲学のファンダメンタル
内容説明・目次
内容説明
政治や歴史といった概念と、倫理や刑法といったルールと、生老病死や福祉といった現実と、言葉や文学といったイメージと、予断も間断もなく向き合いつづけてきた哲学者の集大成。「もっと高いもの」を求め、あらゆる根底を疑い、ときに覆そうとしてきたその徹底した思考の軌跡、全貌がいまここに。
目次
- 第1部 倫理/善悪(言葉の停止の問題—アウグスティヌス『告白』第十巻をめぐって;責任の有限性のために ほか)
- 第2部 政治/経済/歴史(われわれは大学が何をなしうるか、ということさえわかっていない;脳の協同—ガブリエル・タルド『経済心理学』を導入する ほか)
- 第3部 実存/存在/世界(存在と実存—「私」と「現」における;直観空間と脳空間—戸坂潤とジル・ドゥルーズ ほか)
- 第4部 生死/病気/狂気/生殖(デカルト『省察』における狂気と病気;刑罰と責任 ほか)
- 第5部 文学/言語(文学の門前;一九六九年の大江健三郎—狂気の形象から障害の形象へ ほか)
「BOOKデータベース」 より