「地球社会」時代の日米関係 : 「友好的競争」から「同盟」へ1970-1980年

書誌事項

「地球社会」時代の日米関係 : 「友好的競争」から「同盟」へ1970-1980年

長史隆著

有志舎, 2022.5

タイトル別名

1970年代の日米関係 : 『地球社会の時代』における関係の多元化

地球社会時代の日米関係 : 友好的競争から同盟へ : 1970-1980年

タイトル読み

「チキュウ シャカイ」ジダイ ノ ニチベイ カンケイ : 「ユウコウテキ キョウソウ」カラ「ドウメイ」エ 1970-1980ネン

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注記

博士学位論文「1970年代の日米関係 : 『地球社会の時代』における関係の多元化」 (立教大学, 2021年提出) に修正を施したもの

参照文献: p309-329

内容説明・目次

内容説明

1970年代、多極化とグローバル化の進展により世界は多元的様相を強めた。東西対立の緩和とともに、西側陣営内での経済的な競争と相互依存が同時に拡大し、さらに環境・エネルギー問題や難民・人権問題といった新たな国境横断的課題が噴出するなかで、西側先進国では「地球」を1つの単位と捉える世界認識が次第に広がった。そのようななかで日米関係はいかなる変化を遂げたのか。本書は、伝統的な2国間の政治・外交関係にとどまらず、グローバルな視野とともに社会・文化的な側面をも重視することで、新たな国際関係史のあり方を提示する。

目次

  • 序章 「地球社会」黎明期としての1970年代
  • 第1章 試練に立つ日米関係 1970‐1972年
  • 第2章 社会・文化的関係の拡大 1970‐1972年
  • 第3章 グローバルな相互依存への対応 1973‐1974年
  • 第4章 「先進民主主義国」としての協力関係 1975‐1976年
  • 第5章 摩擦と協力の新たな諸相 1977‐1978年
  • 第6章 グローバルな日米協力の展開 1979年
  • 第7章 国際秩序の擁護者としての「日米同盟」1980年
  • 終章 グローバルな協力と価値観の共有

「BOOKデータベース」 より

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