正岡子規
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正岡子規
(新潮文庫, 11615,
新潮社, 2022.6
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マサオカ シキ
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Note
2012年8月新潮社より刊行
底本は『ドナルド・キーン著作集第十五巻 正岡子規 石川啄木』
参考文献: p416-420
Description and Table of Contents
Description
西洋文明との出会いという衝撃により伝統文化が危機に瀕した明治日本。そんななか雑誌ホトトギスを舞台に、「写生」という新たな手法を創出、俳句と短歌に革命をもたらした子規。国民的文芸の域にまで高からしめ、俳句は今や世界的存在となった。幼時の火事体験からベースボールへの熱狂、漱石との交友、蕪村の再発見、そして晩年の過酷な闘病生活までを綿密に追った日本人必読の決定的評伝。
Table of Contents
- 士族の子—幼少期は「弱味噌の泣味噌」
- 哲学、詩歌、ベースボール—実は「英語が苦手」ではなかった学生時代
- 畏友漱石との交わり—初めての喀血、能、レトリック論義
- 小説『銀世界』と『月の都』を物す—僕ハ小説家トナルヲ欲セズ詩人トナランコトヲ欲ス
- 従軍記者として清へ渡る—恩人・陸羯南と新聞「日本」
- 「写生」の発見—画家・中村不折との出会い、蕪村を評価
- 俳句の革新—伊予松山で雑誌「ほとゝぎす」を発刊
- 新体詩と漢詩—読者の心を動かす子規の詩歌
- 短歌の改革者となる—『歌よみに与ふる書』十篇を世に問う
- 途方もない意志力で書き続けた奇跡—随筆『筆まかせ』から『松蘿玉液』『墨汁一滴』へ〔ほか〕
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