石原慎太郎伝
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書誌事項
石原慎太郎伝
(MdN新書, 034)
エムディエヌコーポレーション , インプレス (発売), 2022.4
- タイトル読み
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イシハラ シンタロウ デン
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内容説明・目次
内容説明
石原慎太郎、二律背反する政治と文学。これほど時代と添い寝した文学者、政治家も稀であろう。敗戦からわずか一〇年後、当時史上最年少で芥川賞を受賞。映画『太陽の季節』は実弟・石原裕次郎出演で大ヒットとなり、「太陽族」は社会現象となる。文壇においては、三島由紀夫に激賞され、その地位を築くが、三島事件の年、政治家となった石原が自民党内批判をする言に対し、三島は「士道にもとる」と新聞紙上で批判し、袂を分かつ。晩年、石原は田中角栄の金権政治批判の急先鋒であった過去を打ち消し、角栄を「天才」と称える。
目次
- 『太陽の季節』と石原慎太郎
- 石原裕次郎—昭和の大スター兄弟
- 「天皇陛下、敗戦の日に自決すべし」発言と三島由紀夫の天皇観
- 「青嵐会」血判事件と美濃部革新都政への挑戦
- 石原裕次郎死す
- 「私が尖閣諸島に灯台を建設した」に日本青年社が激怒
- 総裁選出馬と最下位得票四八票
- 一九九五年、なぜ石原慎太郎は永田町を去ったのか?
- ノーベル賞作家より東京都知事の座
- 会見でペットボトルに入った煤を撒く
- 外形標準課税導入と「三国人」発言の波紋
- 銀座に装甲車と羽田空港再拡張
- 東京都「尖閣諸島購入計画」の頓挫
- 橋下徹との合流—最後の野望
- 小池百合子一族と石原家—半世紀にわたる恩讐
- 田中角栄批判の急先鋒から一八〇度転換
「BOOKデータベース」 より