桃源郷の機械学
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桃源郷の機械学
(学研M文庫)
学習研究社, 2002.3
- タイトル読み
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トウゲンキョウ ノ キカイガク
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注記
作品社1995年刊の改訂
内容説明・目次
内容説明
中国人にとって、宇宙とはひょうたんなのだ。無限宇宙を内蔵したひょうたんは、また異界への転送装置でもあった。煉丹術、壺中天、天空飛翔、永久機関…中国人の夢見るユートピアに潜む、宇宙卵クンルンの謎。文学、地理学、建築、庭園、盆栽、金魚、食品に至るまで、悠久の国が培ってきた、一見デタラメな物語や図像の背後に隠れている、緻密に構築されたその世界観。恐るべし!中華風マジック世界。
目次
- 1 さかしまの地理学(宇宙卵クンルンの謎;黄河の源流がひょうたんであること ほか)
- 2 人工宇宙の遊び人たち(偽りの山・懐胎の山—中国人の山中遊戯;リゾートにいたる地図学 ほか)
- 3 怪物たちの午後(中華風怪物の盛り合せ;ことばと怪物—「越境」としての怪物現象 ほか)
- 4 桃源郷の機械学(近代中国における電気とエーテル—脳髄からの桃源郷;中華風惑星カタログの旅 ほか)
「BOOKデータベース」 より