書誌事項

小説大逆事件

佐木隆三著

(P+D books)

小学館, 2022.6

タイトル読み

ショウセツ タイギャク ジケン

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注記

文春文庫 2004年刊の再刊

内容説明・目次

内容説明

“破倫無道の挙”か、冤罪か—いよいよ結審の時来る。(幸徳秋水が担当弁護士にあてた陳弁書には)無政府主義にたいする誤解への弁駁と、検事の取り調べに不法とが述べてある。この陳弁書にあらわれたところによれば、幸徳は決してこのような無謀を、あえてする男ではない。それは法廷での事実と符号している。社会主義者、無政府主義者たちが明治天皇の暗殺を企てたとされる、いわゆる幸徳事件。当初は「破倫無道の挙」「常識を失した凶暴な沙汰」と断じていた石川啄木は、事件の記録を読むうちに、検察による事実の歪曲に愕然とする。一方、ことを早く片づけたい検察は、逮捕後異例のスピードで予審を終え、嫌疑のかかる26人全員に極刑を求刑してしまうのだった—。事件関係者について綿密に調べ上げ、その真の姿に肉薄した渾身のノンフィクションの完結編。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC15127262
  • ISBN
    • 9784093524414
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    270p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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