クリスチャンにささやく : 現代アート論集

書誌事項

クリスチャンにささやく : 現代アート論集

小林康夫著

(水声文庫)

水声社, 2022.6

タイトル読み

クリスチャン ニ ササヤク : ゲンダイ アート ロンシュウ

収録内容
  • 創造的な差異へ
  • クリスチャンにささやく
  • なつかしき小夜、咲きこぼれる赤
  • ギ・装置Mの降誕祭
  • 生命を荘厳する〈最初の画家〉
  • 閉じた眼も見ており、開いた眼もまた盲目に浸されている
  • 流れ行く身体
  • 《タンブーリ》、夢の共有の装置
  • 暗いトンネルを抜けて、あなたは、いま……
  • 追走・Inochiの地形を横切って
  • FORGET ANY PINK!
  • あなたは、ほんの少しだけだが、天使的になる……
  • 木蓮の樹の下で
  • Cosmogardenへようこそ
  • 青の祈り、どこまでも限りなく……
  • 〈見ること〉の冒険、激しく、終りなく……
内容説明・目次

内容説明

「二人称のクリティーク」というスタイルによって“美”と“倫理”を激しく問い、現代アートを縦横無尽に論じた、破格の美術批評。

目次

  • 1 時間の夜を通って(“クリスチャン・ボルタンスキーにささやく”クリスチャンにささやく—インファンスの可能な/不可能な儀礼;“山口小夜子を思う”なつかしき小夜、咲きこぼれる赤;“森村泰昌へ応答する”ギ・装置Mの降誕祭—森村泰昌のために;“ミケル・バルセロの絵に涙する”生命を荘厳する“最初の画家”;“木下晋の仕事の意味を考える”閉じた眼も見ており、開いた眼もまた盲目に浸されている ほか)
  • 2 空間を横切って、宇宙への歩行(“吉増剛造の声の方へ、歩き出す”追走・Inochiの地形を横切って;“荒川修作に語りかける、ふたたび”FORGET ANY PINK!—詩的に(and/or)日付・建築的に…;“イッセイ・ミヤケ“プリーツプリーズ”をまとうあなたへ”あなたは、ほんの少しだけだが、天使的になる…;“日高理恵子と対話する”木蓮の樹の下で—“不可能な距離にさわるように”;“黒田アキの庭を案内する”Cosmogardenへようこそ—「空白の愛」、あるいは「飛翔するCity」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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