ガラス越しに見るジョイス
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書誌事項
ガラス越しに見るジョイス
(Japanese James Joyce Studies)
言叢社, 2022.6
- タイトル読み
-
ガラスゴシ ニ ミル ジョイス
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注記
参考文献: 巻末p10-22
内容説明・目次
内容説明
沈黙の詩学の浸透したジョイス作品において、求める意味は絡まった糸の中にある。歴史的史料を用いて、その糸を1本1本ほぐす。ジョイス研究の新しい地平を開く。
目次
- 第1章 アクィナスに刃を仕込む“応用”
- 第2章 『キリスト教徒に開かれた地獄』よりも地獄を「開く」者
- 第3章 二つの「スキュラとカリュブディス」と、“イエス伝”“イエス小説”が語るイエスにならいてシェイクスピアを語るスティーヴン
- 第4章 ジョイスが“エッケ・ホモ”に見たもの
- 第5章 バード・ガールに学ぶ見せ消ち
- 第6章 「西への旅」に見る見せ消ち
- 第7章 「まだ学ぶべきことがたくさんある」—ジョイスのコインシデンス再考
- 第8章 コインシデンスと沈黙の詩学
- 第9章 ピスガ山より眺め見るコインシデンス—サインの文学へ
- 第10章 χのユニヴァーサリズム
「BOOKデータベース」 より