どうにもとまらない歌謡曲 : 七〇年代のジェンダー

書誌事項

どうにもとまらない歌謡曲 : 七〇年代のジェンダー

舌津智之著

(ちくま文庫, [せ14-1])

筑摩書房, 2022.6

タイトル別名

どうにもとまらない歌謡曲 (かようきょく) : 七〇年代 (ななじゅうねんだい) のジェンダー

どうにもとまらない歌謡曲 : 七〇年代のジェンダー

タイトル読み

ドウニモ トマラナイ カヨウキョク : 70ネンダイ ノ ジェンダー

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注記

晶文社2002年刊の加筆・修正

叢書番号はブックジャケットによる

歌手名索引: p314-318

引用曲一覧: p319-327

収録内容

  • 愛があるから大丈夫なの? : 結婚という強迫
  • あなたの虚実、忘れはしない : 母性愛という神話
  • 戦争を知らない男たち : 愛国のメモリー
  • うぶな聴き手がいけないの : 撹乱する「キャンプ」
  • やさしさが怖かった頃 : 年齢とジェンダー
  • ウラ=ウラよ! : 異性愛の彼岸
  • 黒いインクがきれいな歌 : 文字と郵便
  • いいえ、欲しいの!ダイヤも : 女性と都市
  • 季節に褪せない心があれば、歌ってどんなに不幸かしら : 抒情と時間

内容説明・目次

内容説明

激動の1970年代、男らしさ・女らしさの在り方は大きく変わり始めていた。阿久悠、山本リンダ、ピンク・レディー、西城秀樹、松本隆、太田裕美、桑田佳祐…メディアの発信力が加速度的に巨大化するなか、老若男女が自然と口ずさむことのできた歌謡曲の数々。その時代の「思想」というべき楽曲たちが日本社会に映したものとは?衝撃の音楽&ジェンダー論。

目次

  • 1 愛しさのしくみ(愛があるから大丈夫なの?—結婚という強迫;あなたの虚実、忘れはしない—母性愛という神話;戦争を知らない男たち—愛国のメモリー)
  • 2 越境する性(うぶな聴き手がいけないの—撹乱する「キャンプ」;やさしさが怖かった頃—年齢とジェンダー;ウラ=ウラよ!—異性愛の彼岸)
  • 3 欲望の時空(黒いインクがきれいな歌—文字と郵便;いいえ、欲しいの!ダイヤも—女性と都市;季節に褪せない心があれば、歌ってどんなに不幸かしら—抒情と時間)

「BOOKデータベース」 より

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