沈黙の記憶1948年 : 砲弾の島伊江島米軍LCT爆発事件

書誌事項

沈黙の記憶1948年 : 砲弾の島伊江島米軍LCT爆発事件

謝花直美著

インパクト出版会, 2022.6

タイトル別名

沈黙の記憶 : 1948年 : 砲弾の島 : 伊江島米軍LCT爆発事件

タイトル読み

チンモク ノ キオク 1948ネン : ホウダン ノ シマ イエジマ ベイグン LCT バクハツ ジケン

内容説明・目次

内容説明

請求権が放棄された講和前補償は、記憶を閉じ込める「役割」を果たした。その源流は、現在の米軍被害補償、不発弾処理へと連なっている。伊江島の米軍LCT爆発事件は、占領下で起きた人身事件で最大の被害者を出した事件であった。なぜ事件が記憶されなかったのか。

目次

  • 序章
  • 第1章 北部「立退き」と戦後の移動(日本軍飛行場へと造り変えられた島;北部「立退き」 ほか)
  • 第2章 砲弾の島(伊江島への帰還;米軍資料を読み直す ほか)
  • 第3章 一九四八年八月六日(浜の日常;爆発 ほか)
  • 第4章 爆発後を生きる(家族を失って;母を亡くして ほか)
  • 第5章 補償を巡る動き(民政府と伊江島の要請;沖縄の人身被害補償 ほか)
  • 補論 消えた伊江島の死傷者数

「BOOKデータベース」 より

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