さらば、ベイルート : ジョスリーンは何と闘ったのか

書誌事項

さらば、ベイルート : ジョスリーンは何と闘ったのか

四方田犬彦著

河出書房新社, 2022.5

タイトル別名

Adieu, Beirut : against what did Jocelyne fight?

さらばベイルート : ジョスリーンは何と闘ったのか

タイトル読み

サラバ ベイルート : ジョスリーン ワ ナニ ト タタカッタ ノカ

内容説明・目次

内容説明

中東から西サハラへ、さらにヴェトナムへ、瓦礫のなかで女性たちの人生を見つめ、歴史の証言者たろうとしたドキュメンタリスト、ジョスリーン・サアブ。骨髄を癌で犯され余命いくばくもない彼女から、わたしは最後の作品への協力を依頼される。それは元日本赤軍幹部・重信房子と娘メイの、母娘の絆の物語だった。だが、そんなことがはたして可能なのだろうか…。歴史は無慈味に進行し、記憶は両手から零れ落ちる砂のように消えていく。死の直前まで彼女が見つめていたものは何だったのか?知られざる女性映画作家の足跡をベイルートに辿り、その生涯を凝視する珠玉のノンフィクション。

目次

  • ジョスリーン
  • 懐沙
  • ベイルート

「BOOKデータベース」 より

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