筆のみが知る : 幽霊絵師火狂

Bibliographic Information

筆のみが知る : 幽霊絵師火狂

近藤史恵著

KADOKAWA, 2022.6

Title Transcription

フデ ノミ ガ シル : ユウレイ エシ カキョウ

Available at  / 4 libraries

Note

内容:序幕 座敷小町 犬の絵 荒波の帰路 彫師の地獄 悲しまない男 若衆刃傷 夜鷹御前 筆のみが知る 終幕

Contents of Works

  • 序幕
  • 座敷小町
  • 犬の絵
  • 荒波の帰路
  • 彫師の地獄
  • 悲しまない男
  • 若衆刃傷
  • 夜鷹御前
  • 筆のみが知る
  • 終幕

Description and Table of Contents

Description

大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草紙や赤本を読む毎日だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」と言う彼は、怖い絵を描くだけではなく、普通の人には見えないものが見えているようだ。絵の犬に取り憑かれた男、“帰りたい”という女の声に悩む旅人、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君…。幽霊たちとの出会いが、生きる実感のなかった真阿を変えていく。

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BC15526621
  • ISBN
    • 9784041117323
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    253p
  • Size
    19cm
  • Classification
Page Top