大江戸の娯楽裏事情 : 庶民も大奥も大興奮!

書誌事項

大江戸の娯楽裏事情 : 庶民も大奥も大興奮!

安藤優一郎著

(朝日新書, 872)

朝日新聞出版, 2022.7

タイトル読み

オオエド ノ ゴラク ウラジジョウ : ショミン モ オオオク モ ダイコウフン

注記

参考文献: p223

内容説明・目次

内容説明

娘や女房を遊所に売っても、「祭りだ、祭りだ!」四千円の元手で億万長者に!しかも二日に一人!祭り、富くじ、芝居に吉原、御開帳—。百万都市・大江戸は、朝も昼も夜も…眠れない!「飲む・打つ・買う」に興奮し、歌舞伎役者にのめり込む。庶民だけではない。将軍様も大奥の女性たちも、こんなに楽しんでいた。「ええっ?」という話が満載。江戸の消費経済を動かしていた娯楽産業の実態と、背景を解き明かす。

目次

  • 第1章 「大当たり!」江戸の宝くじ—人気過熱の富興行(二日に一人が「億万長者」;当選金の泣き笑い ほか)
  • 第2章 「飲む・打つ・買う」の泣き笑い—歓楽街に咲いた、あだ花(グルメブームの到来;「こんなものにまで?」バラエティーに富んだ賭け事の横行 ほか)
  • 第3章 粋な男女で寄席と歌舞伎は大賑わい—寄席七百、芝居小屋二十(寄席の激増と意外な客層;女性を夢中にさせたファッションリーダー ほか)
  • 第4章 大奥も大喜び、江戸の祭り—将軍様も楽しんだ非日常空間(神輿深川、山車神田、だだっ広いは山王様;江戸の華・天下祭のスタイル ほか)
  • 第5章 開帳という大規模イベントの裏表—成功と失敗の法則(「出たとこ勝負」の御開帳;娯楽と話題作りに頼った集客戦略 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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