うつ病の原因と治療の基本がわかる本
著者
書誌事項
うつ病の原因と治療の基本がわかる本
(ニュートン新書)
ニュートンプレス, 2022.8
- タイトル別名
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Depression : a very short introduction
- タイトル読み
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ウツビョウ ノ ゲンイン ト チリョウ ノ キホン ガ ワカル ホン
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注記
監訳: 稲田健
「サイエンス超簡潔講座うつ病」(2021年刊) をニュートン新書として発行したもの
参考文献: p210-212
内容説明・目次
内容説明
現在、うつ病は先進国の健康問題として20〜40代までの世代でトップを占め、WHO(世界保健機関)の推定では、世界人口の約15%が生涯一度はうつ病を経験するといいます。しかし、社会の偏見を恐れて言い出せなかったり、「精神の風邪」と軽く考えたりすることで、重症化する例が後を絶ちません。本書は、発症の原因や治療法、欧米の取り組みや今後の研究課題など、最先端の知見に基づくうつ病のすべてをコンパクトにまとめています。誰もがもっておきたい予備知識が身につき、うつ病と正しく向き合うことができるでしょう。
目次
- 第1章 メランコリア小史(黒胆汁からストア派哲学者まで;中世のメランコリア;悟りの時代から近代精神医学の誕生まで)
- 第2章 現代のうつ病の診断と分類(クレペリンと精神病の分類;フロイトと神経症の分類;分界線、領域の限界を示す境界線)
- 第3章 どんな人がうつ病になるのか?(疫学;地理;文化と民族性;社会経済;年齢;婚姻関係;生涯にわたるうつ病;幼少期;青年期;子育て世代の女性のうつ病;男性のうつ病;自殺)
- 第4章 うつ病のモデル(生物学的モデル:モノアミンと神経内分泌の仮説;心理学的モデル:ベックの認知モデル;社会的モデル;ブラウンとハリスによる女性のうつ病に関する研究;バイオ・サイコ・ソーシャル(生物・心理・社会)のモデル;家族研究;遺伝的脆弱性;環境の影響)
「BOOKデータベース」 より