四国遍路と旅の文化 : 近世後期民衆の信心

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四国遍路と旅の文化 : 近世後期民衆の信心

西聡子著

晃洋書房, 2022.7

タイトル読み

シコク ヘンロ ト タビ ノ ブンカ : キンセイ コウキ ミンシュウ ノ シンジン

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収録内容

  • 四国遍路研究の成果と課題
  • 近世後期の遍路日記に関する基礎的考察
  • 四国遍路の旅にみる信心と俳諧
  • 民衆の信心と地域文化
  • 民衆の旅に見る歴史人物への関心と庶民文化
  • 近世後期阿波における行き倒れ人と村の対応
  • 行き倒れ人関係史料にみえる遍路
  • 近世後期の四国遍路からみえる民衆意識

内容説明・目次

内容説明

四国遍路から近世後期の人びとの信心を考察。江戸時代の民衆は、どのような意識に支えられて四国遍路に赴いたのか。阿波国半田村の商人酒井弥蔵と、阿波国で行倒れた多数の行倒れ遍路に着目しつつ、当時の民衆の関心や課題意識にも迫りながら明らかにする。

目次

  • 序章 四国遍路研究の成果と課題
  • 第1部 地域文化のなかの四国遍路—阿波半田商人酒井弥蔵の風雅と信心(近世後期の遍路日記に関する基礎的考察—酒井弥蔵の「旅日記」を例に;四国遍路の旅にみる信心と俳諧—酒井弥蔵を例に;民衆の信心と地域文化—酒井弥蔵の旅と俳諧・石門心学;民衆の旅に見る歴史人物への関心と庶民文化—阿波半田商人酒井弥蔵の旅を通して)
  • 第2部 行き倒れ人からみえる遍路(近世後期阿波における行き倒れ人と村の対応—四国遍路の扱いをめぐって;行き倒れ人関係史料にみえる遍路—近世後期阿波を事例に)
  • 終章 近世後期の四国遍路からみえる民衆意識

「BOOKデータベース」 より

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