いずれすべては海の中に
著者
書誌事項
いずれすべては海の中に
(竹書房文庫, ぴ2-2)
竹書房, 2022.6
- タイトル別名
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Sooner or later everything falls into the sea
- タイトル読み
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イズレ スベテ ワ ウミ ノ ナカ ニ
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注記
奥付の役割表記(誤植): 編者 市田泉 (第2刷では訳者に修正済)
収録内容
- 一筋に伸びる二車線のハイウェイ = A stretch of highway two lanes wide
- そしてわれらは暗闇の中 = And we were left darkling
- 記憶が戻る日 (リメンバリー・デイ) = Remembery day
- いずれすべては海の中に = Sooner or later everything falls into the sea
- 彼女の低いハム音 = The low hum of her
- 死者との対話 = Talking with dead people
- 時間流民のためのシュウェル・ホーム = The sewell home for the temporally displaced
- 深淵をあとに歓喜して = In joy, knowing the abyss behind
- 孤独な船乗りはだれ一人 = No lonely seafarer
- 風はさまよう = Wind will rove
- オープン・ロードの聖母様 = Our lady of the open road
- イッカク = The narwhal
- そして(Nマイナス1)人しかいなくなった = And then there were (N-one)
内容説明・目次
内容説明
最新の義手が道路と繋がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、多元宇宙のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりで解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、詠ぎ続ける。その果てに待つものは—。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。
「BOOKデータベース」 より