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骨壺の話

水上勉著

(集英社文庫, [み‐3‐25])

集英社, 1998.5

Title Transcription

コツツボ ノ ハナシ

Available at  / 1 libraries

Note

叢書番号はブックジャケットによる

解説: 祖田浩一

Description and Table of Contents

Description

ある日、業者は骨壺を作り始める。人は死んでからも入るところが必要である。ならば白灰一色で味気ないものでなく、もっとオリジナルな壺に入って楽しもう。かつて沖縄や慶州で見た釉薬を用いた美しい骨壺が思い出され、自ら手をそめる。かくして若狭と軽井沢に窯を持つまでに至る。「死」についての心のありかたを、滋味あふれる筆にのせ静かに解きあかす。

Table of Contents

  • 骨壺の話(骨壺の話;『山の暮れに』のこと、それから;ふたたび、骨壺のこと)
  • 死ぬこと生きること(集中治療室の思い出;水口さんの死;病院放浪 ほか)
  • 若州日記(高橋竹山さんを迎えた日;竹紙本のこと;またまた、竹紙について ほか)

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Details

  • NCID
    BC15972547
  • ISBN
    • 4087487784
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    221p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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