海政戦論 : 勢力・支配・海戦
著者
書誌事項
海政戦論 : 勢力・支配・海戦
作品社, 2022.7
- タイトル別名
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海政戦論 : 勢力支配海戦
- タイトル読み
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カイセイ センロン : セイリョク・シハイ・カイセン
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注記
折り込図1枚: 主要地点間距離図
内容説明・目次
内容説明
海は、「隔て」もしたが「繋ぐ」こともした。人類の歴史を振り返れば、近代以降、舞台は「陸」から「海」へ移った。実際に、海を制した国家が、栄えてきた。オランダもイギリスも、そして「大きな島」アメリカも、海洋国家であり続けていることが大国の条件である。宇宙・空の時代でもあるが、しかし、物流の視点からみると、いまだ、我々は、海の時代にいる。本書は、海洋におけるPoliticsと戦略構想を、包括的にとらえ返し、海の視点から地政学一辺倒の戦略に脱構築をせまる、経験豊富な艦乗りによる極めて独創的な試み。
目次
- 第1部 海洋から見た世界像(海洋の地理的相貌;海洋と文明の立地;文明の海洋依存;“地中海”転換の世界史)
- 第2部 支配・戦力・海戦(海洋における人類の存在形態;海洋の支配;一海戦全転換決戦(全海洋の支配が覆った世界史的海戦)と掃蕩戦;海洋の支配圏(海の要衝と海洋距離—距離の勢力圏);海洋戦力の優劣を決めるもの)
- 終章にかえて—日本と周辺海域の近未来に係る考察
「BOOKデータベース」 より