書誌事項

誤解だらけの徳川家康

渡邊大門著

(幻冬舎新書, 661, わ-7-1)

幻冬舎, 2022.7

タイトル読み

ゴカイ ダラケ ノ トクガワ イエヤス

注記

松平氏略系図: p [10]

徳川氏略系図: p [11]

主要参考文献: p353-357

内容説明・目次

内容説明

家康は遺訓「人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し」で知られるなど「寡黙な苦労人」と思っている人が多いが、実はこの言葉は後世の創作だった。「関ヶ原合戦で徳川家の覇権が確立」「神君伊賀越え」「真田父子に恐れおののいた」などは、近年の研究によって事実とはいえないことが判明。これらは「松平・徳川中心史観」「アンチ家康」によるもので家康の神格化、または面目潰しのためにつくられていたのだ。本書では家康にまつわる様々な「誤解」を徹底的に検証し真実を解明。従来の家康像を大きく覆し、新たな歴史を紡ぎ出す。

目次

  • 三河松平氏とはどういう一族か
  • 桶狭間の戦い後の「清須同盟」はあったのか
  • なぜ徳川姓を名乗ったのか
  • 家康は三方ヶ原の戦いで脱糞したのか
  • 長篠の戦いは軍事革命だったのか
  • 松平信康の切腹は信長の命令だったのか
  • 家康饗応事件は真実なのか
  • 本能寺の変後、なぜ家康は上洛を目指したのか
  • 小牧・長久手の戦いはなぜ家康の「敗北」に終わったのか
  • 秀吉に屈した真の理由とは何か〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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