パウル・クレー : 遺稿・未発表書簡・写真の資料による画家の生涯と作品

書誌事項

パウル・クレー : 遺稿・未発表書簡・写真の資料による画家の生涯と作品

フェリックス・クレー [著] ; 矢内原伊作, 土肥美夫訳

みすず書房, 1997.1

  • : 新装版

タイトル別名

Paul Klee : Leben und Werk in Dokumenten, ausgewählt aus den nachgelassenen Aufzeichnungen und den unveröffentlichten Briefen

パウルクレー : 遺稿未発表書簡写真の資料による画家の生涯と作品

タイトル読み

パウル・クレー : イコウ ミハッピョウ ショカン シャシン ノ シリョウ ニ ヨル ガカ ノ ショウガイ ト サクヒン

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注記

奥付の版刷表示: 1962年5月10日初版第1刷、1997年1月20日新装版第1刷

クレー年譜: p213-219

内容説明・目次

内容説明

著者は画家パウル・クレーの一人息子で、彼による父クレーの生涯と作品に関する評伝が本書である。本書の母胎になっているのは著者が父についてもっている思い出と愛情である。主観的告白に陥るのを避けるために、著者は自己の記憶を客観的記録によって裏づけ、豊富な資料を縦横に駆使して画家の姿を描き出し、遺作保管者にふさわしい綿密な考証を行っている。さらに本書には画家がその妻をはじめ、父や姉や息子に宛てた未発表の多くの手紙が収録されていて、それらは家庭人としてのクレーの姿を浮びあがらせると共に、『日記』とならんでわれわれをクレーの内的世界に導く貴重な手がかりを提供している。ほかに、カンディンスキーやフランツ・マルクなどとの往復書簡が発表されており、これらの友人たちとの交わりの叙述は、バウハウスを中心とする芸術運動の記録として美術史的にも興味ある資料である。その他、クレー自身が書いた自伝的覚書や、クレーの姉の手になる回想や、『創造の信条告白』の最初の草稿など、本書が含んでいる多くの未発表の資料は、著者自身の思い出と共に、この書物に特別の重要性を与えている。

目次

  • 画家への歩み
  • 生家と家族
  • クレーの創作における主題
  • バウハウスにおける講義
  • 様式の変化と『集合概念の連作』
  • 作品総目録
  • ベルンのパウル・クレー財団
  • 作品分布

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC16064667
  • ISBN
    • 4622049031
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    230, vip, 図版56p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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