新倉伴右衛門の生涯 : 松平定信の侍女を妻にした名主
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書誌事項
新倉伴右衛門の生涯 : 松平定信の侍女を妻にした名主
(信州洗馬文化史シリーズ, 1)
龍鳳書房, 2022.4
- タイトル読み
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アラクラ バンウエモン ノ ショウガイ : マツダイラ サダノブ ノ ジジョ オ ツマ ニ シタ ナヌシ
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注記
年表: p137-138
参考資料: p139-141
内容説明・目次
内容説明
洗馬郷の名主新倉伴右衛門。一〇年間にわたり深川中屋敷に駐在、信州材を江戸で売り捌く「高遠藩深川木場プロジェクト」を仕切った。高遠藩の借財御用掛としての顔、尾張藩や水戸藩の材木御用達を務める政商としての顔、俳諧や国学・漢学にも秀でた文人としての顔を持ち、藩主や時の尾張中納言に拝謁したという記録も残る。まさに「一農民の分限を超える中央での活躍」を見せたのである。そんな伴右衛門を育んだ背景にも迫る、「信州洗馬文化史シリーズ」の第一弾。
目次
- 1章 高遠藩の名主新倉伴右衛門(信州高遠藩;洗馬郷の名主新倉伴右衛門)
- 2章 藩財政再建最前線に(深川木場プロジェクト)(基本計画;高遠藩深川中屋敷(木場)を材木取扱所へ ほか)
- 3章 松平定信の侍女「琴女」を妻に(松平定信;琴女 ほか)
- 4章 伴右衛門を育んだ洗馬文化と新倉家(名主の分限を越える人物(素養と行動力);洗馬文化興隆期に育つ ほか)
- 5章 エピローグ(失わない社会への眼差し(新倉伴右衛門);晩年の琴女)
「BOOKデータベース」 より