殺人者の白い檻
著者
書誌事項
殺人者の白い檻
KADOKAWA, 2022.7
- タイトル別名
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死人の家
Inside of the white prison
- タイトル読み
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サツジンシャ ノ シロイ オリ
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注記
「小説野生時代」連載の「死人の家」を改題、単行本化したもの
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
刑務所にほど近い総合病院に勤務する尾木敦也は、優秀な脳外科医だった。しかし、六年前に実家へ押し入った強盗に襲われて父と母を亡くして以来、深刻なスランプに陥っていた。捨て鉢な日々を過ごす中、院長命令で緊急搬送されてきた死刑囚の開頭手術をしぶしぶ引き受けた敦也。術後、命を救った患者が両親を殺した定永宗吾であったことを知る…。そして定永は、死刑判決後も、自身の犯行を一貫して否認していた。敦也と妹の看護師長・菜々穂は、リハビリを通して定永という人間と六年前の事件に、改めて向き合うことになるのだが…。医師とは、刑罰とは。—そして真実は?
「BOOKデータベース」 より