ロシアとシリア : ウクライナ侵攻の論理
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ロシアとシリア : ウクライナ侵攻の論理
岩波書店, 2022.7
- タイトル読み
-
ロシア ト シリア : ウクライナ シンコウ ノ ロンリ
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注記
参考文献一覧: 巻末p11-15
略年表: 巻末p16-17
内容説明・目次
内容説明
内戦が代理戦争の様相を帯びるとき、泥沼の悲劇が引き起こされる。ウクライナのドンバス紛争から二〇二二年の戦争に至る過程には、シリア内戦と同様にアメリカ、ロシアをはじめ諸外国が介入してきた。ウクライナは「第二のシリア」になってしまうのか。シリアの視点からウクライナ侵攻の論理を読み解く。
目次
- 第1章 干渉国から「侵略未遂国」へ(近代との遭遇—「東方問題」と宗派主義;ロシアの離脱;シリアとは?;フランスの委任統治;ヨーロッパから移植された混乱の火種)
- 第2章 友好国、同盟国から主権の「守護者」へ(友好国、同盟国となったロシア;勧善懲悪と予定調和で理解された「アラブの春」;シリア内戦;グレード・ダウンされる介入の根拠;主権に基づくロシア、イランの介入)
- 第3章 知が裏打ちする怒り、怒りを支える無知(主戦場となったウクライナ;集団ヒステリーに苛まれる欧米諸国;知がもたらす感情移入と差別;デフォルメされる現実;黙殺される違法行為)
- 第4章 弱者による代理戦争(三者三様の反応;行き過ぎた人道主義;「国際義勇軍」派遣の動き;ロシアの傭兵;シリア政府支配地の機運に乗じるロシア)
「BOOKデータベース」 より