書誌事項

靖国

坪内祐三著

(文春学藝ライブラリー, 思想 ; 27)

文藝春秋, 2022.8

タイトル読み

ヤスクニ

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注記

底本: 『靖国』(2001年8月刊、新潮文庫)

靖国略年表: p363-367

内容説明・目次

内容説明

招魂斎庭が駐車場へと変貌していたことに衝撃を受けた著者は、靖国神社の歴史を徹底的に辿り始めた。競馬場、遊就館、勧工場、最先端アパート、奉納プロレス…膨大な資料を通して見えて来たのは、アミューズメントパークとしての、そして生活の場としての靖国だった。政治思想の文脈でしか語られなくなった靖国の固定イメージを解き、生き生きとした姿を蘇らせた、著者の代表作。

目次

  • 招魂斎庭が駐車場に変わる時
  • 「英霊」たちを祀る空間
  • 大村益次郎はなぜその場所を選んだのか
  • 嘉仁親王は靖国神社がお好き
  • 招魂社から靖国神社へ、そして大鳥居
  • 河竹黙阿弥『島鵆月白浪』の「招魂社鳥居前の場」
  • 遊就館と勧工場
  • 日露戦争という巨大な見世物
  • 九段坂を上る二人の男
  • 軍人会館と野々宮アパート
  • 力道山の奉納プロレス
  • 柳田國男の文化講座と靖国神社アミューズメントパーク化計画
  • 「SUKIYAKI」と「YASUKUNI」

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC16233298
  • ISBN
    • 9784168131004
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    367p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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